ファミコンブームが崩壊する日 技術者が語る4
ファミコンブームが崩壊する日 (技術者が語る)
posted at 2011.1.6
感想
任天堂の歴史や、ファミコン初期に他のTVゲーム機をズバ抜いて、台頭していく過程が書かれていた。但し、第3部に入ってからの予測の章では、全くと言ってよいほど外していた。
まず、スーマリ(スーパーマリオブラザーズ)がとても面白いために、ファミコンンブームは終わると書いてあったが、はやりのゲームジャンルがアクションからRPGに移り変わっていったために、ドラクエ(ドラゴンクエスト)が、異常なまでの人気を博した。そのために、90年位からやっとブームが落ちてきたという感がある。
次に、ディスクシステムが、あーだ、こーだと述べているが、ディスクからS−RAM搭載の大容量ROMに移り変わっていくために、予測が外れていると感じると共に、任天堂の商魂や技術革新というものを思い知る。
また、ディスクネットワーク構想なんてあったが、株しかできなかったはず、競馬位できても良いと思った。
最後に、大分前に読んだから、そう簡単に書くのが難しかったが、生まれて初めて活字だらけの本を読んだはず?(その前に古いパソコンの本を読んでいたかも…)、活字だらけなんて読む気にならないが、内容が内容なだけに読み切ってしまった思い出がある。1993. 2.17
感想を電子化(入力)していて思ったが、本当の技術者なのだろうか?、せめてS−RAMくらいは予想できなかったのか。1994.10.16