やさしく学ぶソフトウェア開発技術者 '06〜07年版

2006-08-19 WGT 2709円 2006-08-19/09-10 ★4

感想

基本書のつもりで買った。スペースを埋めるだけの図ではなくて、わかりやすく簡単に理解できる図がたくさん盛り込まれている。ソフトウェア開発技術者は、こんなに易しかったのかと勘違いしたくらいで、来年春季には受験しようかと思ったほどだ。

ところが、Amazonの書評見てがっかりした。出題範囲を網羅してないとか、ネットワークやセキュリティの内容は古すぎるとか。どうやら基本書ではなく、入門書といったところだ。

改めて、まえがきなどを読んでみたが、現場の人向けに、簡潔にまとめた書籍らしい。知識はあるけど、体系だっていない人に、体系をあたえる書籍といえる。

試験対策用メモ

第1章 情報理論、第2章 ハードウェアは、別の書籍を読んだり、アセンブラをいじった経験もあるので、知っていることが大半だった。なお、デバイスの記述で変なところ見つけた。

第3章のソフトウェアに入ってから、途端に難しくなった。ただし、出題数は少ない。

第4章のデータベースは、半分くらい解った。自分のSQLの知識が不十分なのも解った。

第5章のネットワークも、半分くらいわかった。

第6章のシステム開発では、初級シスアドや基本情報とかぶっている部分は理解できたと思う。しかし、半分くらいは初出だった。

試験範囲で、自分の知識が不十分な分野とかが解っただけでも、買った価値があったのかもしれない。

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