ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる ちくま新書
- 作者: 梅田望夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2006/02/07
- メディア: 新書
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ネットを使ってない人からWeb1.0までしか使いこなせていない人たちが、ネットでどんな凄いことが起きているのかを探るには、非常にいいテキストだと思う。
一方、ネット歴17年で、はてなとかいろんなウェブサービスを使いまくっていて、はてブでネットに関する新鮮な記事を読んでいる俺としては、一度や二度は聞いたことのある話題ばかりで、おさらいでしかなかった。
著者は、第1世代でありながらコンピュータを扱える立場にいたので、第2世代・第3世代への展望が明るいのだろう。俺は第2世代だけどネットをいじっていた立場にいたので、これから訪れる第3世代の展望も明るいと勝手に思い込んでいる。
メモ
- ローカルにデータを置くのが「こちら側」
- ネットの向こうにデータを置くのが「あちら側」
目次
- 序章 ウェブ社会―本当の大変化はこれから始まる
- 第1章 「革命」であることの真の意味
- 第2章 グーグル―知の世界を再編成する
- 第3章 ロングテールとWeb2.0
- 第4章 ブログと総表現社会
- 第5章 オープンソース現象とマス・コラボレーション
- 第6章 ウェブ進化は世代交代によって
- 終章 脱エスタブリッシュメントへの旅立ち