日本の経済格差 所得と資産から考える 岩波新書
2003/2004 BKNS 100円(672円) 2006-11-01/2007-01-02 ★4 図書館蔵書331.85
感想
統計的におかしい『下流社会』よりも、学術的なアプローチしている。格差社会の基礎を知るのに必読の書。
ただし、1998年発刊なので、10年近く経た今日までの状況変化は、別の書物に委ねないとならない。2006年発刊の同著『格差社会―何が問題なのか』で確かめたいと思う。
現在の政策が著者の提言と、どれくらい似ていたり、異なっていたりするものなのかを知るのに役立った。