世界一やさしい問題解決の授業 自分で考え、行動する力が身につく
2008-06-16 WGT 1200円 2008-06-16/19 ★3 図書館寄贈 14児童書
感想
別の問題解決を解説した本を読んでいたんだけど、何だかしっくりこないので、ベストセラーとなっている、この本を思わず買ってしまった。
中高生向けであって易しすぎ。
むかし、CD-R/RWドライブを買うときに、値段が違う上に、CD読み込み速度・CD-R書き込み速度・CD-RW読み書き速度が、違うものがあって迷ったとき気に、「評価軸×評価」リストみたいのを作って、購入を決定したがある。だから、このやり方を知らなくても、自然と問題解決が身についている人もいると思う。
ただし、決定の過程や結果を可視化するには有効だと思う。インターネットの普及によって、思考すら共有する時代なので、こういうツールで共有すると便利だと思う。
マトリクス(マトリックス)による決定だけ、新しく覚えたことだ。これから利用してみたいと思う。
目次
1限目 問題解決能力を身につけよう
- 自分で考え、行動する
- こんな人たちを知りませんか?
- 問題解決キッズはすごいスピードで進化する
- そもそも問題解決って?
- tool 分解の木
2限目 原因を見極め、打ち手を考える
- お医者さんのように診断し、治し方を考える
- 中学生バンド「キノコLovers」を救え!
- 1A 原因としてありえるものを洗い出す
- 2B 原因の仮説を立てる
- 1C どんな分析をするか考え、情報を集める
- 1D 分析する
- 2A 打ち手のアイディアを幅広く洗い出す
- 2B 最適な打ち手を選択する
- 2C 実行プランを作成する
- 「キノコLovers」のコンサートはどうなったのか?
- tool はい、いいえの木
- tool 課題分析シート
3限目 目標を設定し、達成する方法を決める
- ひとつの大きな夢を、いくつかの小さな目標に置き換える
- パソコンを手に入れるには?
- 1 目標を設定する
- 2 目標と現状のギャップを明確にする
- 3A 選択肢を幅広く洗い出す
- 3B 選択肢を絞り込んで仮説を立てる
- 4A 仮説に沿って情報を集める
- 4B データを分析し、チェックする
- あとは実行するだけ! でもそれが大事
- tool 仮説の木
- column 意思決定ツール
あとがき