斎藤一人のツキを呼ぶ言葉 知的生きかた文庫

2008-12-16 MOM (590円) 2008-12-16/25 ★4.5

感想

母に『金持ち父さん貧乏父さん』を貸したら、この本を貸してくれた。本は貸したり、あげたりすると、リターンがあるようだ。得るよりも与えよなどというけど、まんざらウソでないのかもしれない。

ビジネスとか生き方とかの心構えの本。ほかのビジネスや自己啓発の本にも同じようなことが書いてあるけど、理論ではなくて、人情といった面から書かれている。

ほかの自己啓発本と違うところは、ほかの本では、目標の設定・ゴールを作れとかあるけど、斎藤一人の場合は、頼みごとをたくさんこなしていれば、自ずと得意なこと、やりたいことが見つかると説いていて、目標の設定とか無理なようなことが書かれていた。

メモ
  • 92 不完璧主義者になれ:
    • 「完璧主義者とは「完璧な人」なのではなく、「完璧でないことに我慢ならない人」のことなのです。このため、完璧主義者は失敗を悔やんで自分をいつまでも責めたり、その失敗を他人のせいにして責めたりするわけです。だから、「完璧主義者は確実に嫌われる」と、一人さんは言います」
    • 「不完璧主義者の人間というのは、『こんなにうまくいったんだから、よかったね』と、うまくいったところを見て喜ぶんだよ」
  • 110 運に勢いをつけろ:
    • 第一は、不完璧主義者になること
    • 第二は、人相を良くすること
    • 第三は、運に勢いをつけること
目次
  • 監修者の言葉 ツキを呼ぶ言葉 ―― 口にするだけで「ちょっとした奇跡」が起きます!
  • 著者緒言 日本一の商人・斎藤一人さんとの出会い 斎藤一人さんが書いた「日本一売り上げが伸びるPOP」

1章 「お金儲け」でツキを呼ぶ言葉 ― 「コツがないとわかった人」からバンと成功します!

  • 経営にはコツがない / 商人頭で考える / 客頭になるな! / プロの商人になる / 自分の商品は前から左から右から後ろから見ろ / 金を出すな、知恵を出せ / えこひいきしてもらえる人になれ / 税務署が来なくなったら終わりだ

2章 「商売」でツキを呼ぶ言葉 ― 日本一の大金持ちの「一万円を一〇〇万円にする」法

  • 売れてこそ正解と考える / 宣伝文はわざと長くする。それがミソ / POPは曲げるな / 店の外に遊びを作る / 知っていることも知らないフリをする / 商人は忙しそうに見せろ / 大手をおそれるな / 店とは?人が出会う場?である

3章 「仕事」でツキを呼ぶ言葉 ― 『売れてはじめて正解』。まず、ここから出発してください

  • 不完璧主義者になれ / 次はここを改良しよう / 笑顔でいないと誰も助けてくれないよ / 運がいいと頼まれごとが増える / 運に勢いをつけろ / 人生で魂を向上させる / ツイてる。ツイてる / それは簡単なんだ / ありがとう / 正しいより楽しいが大事 / 《重続》は力なり / 人生は後出しジャンケン

4章 「人間関係」でツキを呼ぶ言葉 ― 今日から百戦百勝!「人生のプロ」になりましょう

  • いいところを見つけてほめろ / おれは松下幸之助より高学歴 / おれは月じゃない。欠けるわけない / この人にすべての良きことが雪崩のごとく起きる! / 女に好きにやらせるほうがいい / この人に何をしてあげられるかと考える / だから離婚は?おめでとう?と言う / ただの顔見知りは何の役にも立たない / それは何かの役に立つんですか? / なぜか、わかる / 知っていることを人に教える。これが進化

5章 「人生」でツキを呼ぶ言葉 ― あなたの運に勢いをつける「幸せのカギ」お渡しします!

  • 世の中に大変だと思うことなどない / 時間は向こうからやってくる / 落ち込んでいるのに怒るな / おそれていたことは、また起きる / 子どもには返事を教えろ / 登場人物が死んだら、なんで死んだと考えて読む / 二〇〇歳まで健康で生きられる / 低い確率にビクビクするな / 人間の死はいつでも寿命 / おれを目指すな