大学通信教育に学ぶ人のためのスタディガイド

2010-08-04 図書館 (1260円) 2010-08-04/17 ★4

感想

大学通信教育での学び方。基本的なこと以外にも、心がまえとか考え方なども書かれていて、それなりに参考になった。

メモ
  • 32 「締切りは、「やる気を起こさせる」だけではなく、「思い切り、諦め、開き直らせる」ためにもある」
  • 「できれば引用文の一覧表を作成しておくこと」
  • 121 特定の分野や研究を究めたい目的があるなら、一応合格は採点者の激励だと心得ること
目次

1 大学通信教育の流れ

  • 第1章 大学通信教育に学ぶ:精神論だけでは卒業できない/大学通信教育の現状/未来への希望を大学に求めて/大学通信教育部に入学する前に
  • 第2章 テキスト・補助教材の配本:テキスト学習による単位修得の仕組みを理解しよう/補助教材に目を通す/補助教材の保存
  • 第3章 レポート課題の提出:最初の1年は焦らない/レポートに取りかかる前の準備体操/初レポート/レポート課題の提出を軌道に乗せる
  • 第4章 科目試験:試験は幾つになっても嫌なもの/試験会場の確認/科目試験合格のためのテクニック
  • 第5章 スクーリング参加[夏期スクーリング]:スクーリングを有意義なものにしよう/一番大切なのは健康管理/講義はサボらない/社会人としてマナーを守ろう/質問はなるべく講義中に/試験のことばかり考えない/周囲の席の人と仲良くなる/大学の図書館を利用しよう/人間関係に悩みすぎない/試験の実例と採点
  • 第6章 卒論に取り組む 卒論指導と残りの単位数との関係/テーマを決める/スムーズにいかない場合/卒論の見本/卒論・レポートのためのパソコン活用術
  • 第7章 大学院進学を考える:モラトリアムと学歴ロンダリング/志望校の決定/大学院入試/受験勉強

2 学習方法

  • 第8章 テキストの読み方:通読/マーキング/演習問題/演習問題の解答例
  • 第9章 文献・資料の探し方:地方在住者のための図書館利用法/インターネットを利用した文献・資料の探し方
  • 第10章 学習グループへの参加・不参加/学友との付き合い方:学習グループとは/ギブ・アンド・テイクを心がけて/嫉妬は適度に「人は人 自分は自分 青い空」/自分の方が学習速度が早い時/自分に合った学習グループがない時
  • 第11章 学習時間の作り方:卒業するまで「○○やらなきゃ」がつきまとう/計画性と柔軟性/優先順位と並列処理/通教生活のすすめ
  • 第12章 学習に付随する大切なこと:事務手続きをこなす覚悟/楽しい学習のための7箇条

教員からひとこと

  • 科目試験の地方会場は、教員と知り合うチャンス/教員にも休み時間を/スクーリングの試験に合格するために/大学の図書館/持込可の試験の採点基準/卒論計画書の書き方/卒論指導の受け方/卒業面接(卒業試験)について/大学院に入ってからの勉強/研究とは、自らが汗水を流すこと/肩の力を抜いて、卒業を目指そう

コラム

  • 卒業率5%の謎/大学通信教育部の卒業証書には「通信」と記入されるのか?/大学通信教育を受けていることを、どこまで秘密にできるのか/学生としての特典を利用しよう/酷評にめげない/手書きかワープロか/科目試験の際、忘れ物をしないように注意しよう/受講科目の組合せに注意/スクーリングに持参するものは筆記用具だけではない/的外れなコストパフォーマンス意識は、先生に失礼である/ネームカードを用意しよう/文献・資料収集(上級編)/ノート類を借りた時/余力があれば資格試験/常備しておきたい事務用品