努力はいらない! 「夢」実現脳の作り方

2010-12-14 図書館 (1365円) 2010-12-14/26 ★4

感想

『7つの習慣』の中にある個人的な憲法を具体的に立てるにはどうしたらいいかに答えている。個人的な憲法を立てるために、必要なページをスキャンして、埋めたいと思っている。

仏教的な解釈がされていて、理解が深まった。たとえば、「空」とは究極に抽象化した概念だとか。

メモ
  • 110 「…権威…や、…権力者たちは、他人の自己評価を低く低くするように働きかけてきます。…そうしないと、彼らの座が脅かされるからです」
目次

第1章 本当の夢を見つける方法

  • あなたたがたがかなえたいのは、どんな夢?/夢をかなわなくさせているもの/情報空間に対するホメオスタシス/劣等性がたまたま高得点を取るとどうなる?/ゴールは盲点の中に隠れている/今の自分がどうでなければならないかをイメージする/時間は未来から過去に流れる/人は未来に働きかけることができる/とりあえずのゴールでかまわない

第2章 内部表現の操作の前に

  • ホリエモンにできてしまった盲点/より高次元のゴールを目指せ/ホメオスタシスの強力な抵抗/ホメオスタシスを変えることが自分を変える唯一の手段/自我なんて存在しない!/あらゆる存在は他者との関係で定義される/ハードディスクの中身を書き換えるだけでいい/内部表現=脳と心に映るすべての世界/キーワードは臨場感/まず徹底的にリラックスする/逆腹式呼吸でリラックスする

第3章 脳と心のカラク

  • 自己イメージと創造的無意識/ゴールへのプロセスに臨場感をもっていく/ゴールのイメージにはこだわるな/ジェイコム男は幸せだろうか?/自己評価を高める/タイガー・ウッズの高い自己イメージ/謙遜するのはうわべだけに/自己評価を決めているものは?/エゴを押しつけ子供の自己評価を下げる親/ドリーム・キラーに注意せよ/権力のいうことを聞くな

第4章 自分を変えるアファメーションのやり方

  • 「have to」から「want to」へ/心の自動操縦装置を作る/信念を形作る3つの要素/うまくいったら「俺らしい」と思え/強力な自己肯定「アファメーション」/スタート地点として現在を把握する/日本人向けのアファメーションのやり方/反論を予想し、さらにその反論を作る/なぜ現状ではできないのかを考える/今の自分がどうあればいいかを条件づける/アファメーションの11の心得/アファメーション作成ノート

第5章 より抽象度の高いイメージ活用法

  • アンカーとトリガーで夢のイメージを補強/1日中、何百回でも夢に向かう喜びを思い出す/過去の体験を使い、強力なプライミングを仕掛ける、イメージを無限に広げる共感覚レーニング/共感覚でリアリティのある仮想世界を描く/現実の物理世界を離れて世界を認識する/抽象度をあげるとはどういうことか/いったん煩悩を止めて観る/抽象度の高い思考が夢へ向かう推進力/抽象度の高い思考を作るトレーニング/パラレル思考を高めるメニュー訓練法/抽象度の高い思考で記憶力も英語力も向上!/子供に抽象度の高い思考をさせる教育/より快適に、自分らしく生きるために/イメージトレーニングで「場違い」感をなくす

最終章 本当の夢とは何か

  • 視点を上に上に思っていく/すべての人が幸せになるために/「よりよく生きる」とは?/「奴隷の幸せ」とは?/本当の幸せは自由意志の獲得!/どんな価値もあなたを相対化できない!/好きなことを一生懸命やればお金はついてくる/本当の夢が見つかったとき