一流の習慣術 イチローとマー君が実践する「自分力」の育て方 ソフトバンク新書
一流の習慣術 イチローとマー君が実践する「自分力」の育て方 (ソフトバンク新書)
posted at 2011.1.1
感想
図書館の新着図書で見たので借りた。
軍国主義の系譜であるスポーツ根性論みたいのは、ほとんどないけど、非科学的なものがいくらか記述されていた。
一流の人の考え方はわかったけど、一流ではない自分にどう応用したらいいのかで悩む。
スポーツらしく爽やかな内容で綴られているので読後感は良かった。
目次
はじめに
第一章 一流の習慣術とは何か?―コンスタントに高いパフォーマンスを発揮するイチローの習慣
- 心技体のバランスを取る/心をぶらさない/自分のスタイルを変えない/ミスをミスにしない/相手の心理を読む/高い目標を掲げない/自分のルーティンを作る/ルーティンを崩さない/道具に愛を注ぐ/ルーティンが崩れた場合を考える
第二章 ひとつ上のメジャー流習慣術―技術より人間力を育てようという意識
- 「やらされる」を「やっている」に変える/表現する力を身につける/プラス思考で平常心を保つ/結果だけを求めず過程を大事にする/他人を観察する/継続を力に変える/自分の役割を考えて行動する/己をライバルとする/壁を壁と思わない/コンディションを整える/良いものを積極的に吸収する/人の力を自分の力にする/可能性をさらに広げる
第三章 ポテンシャルを開花させる習慣術―中学時代のマー君はどこが優れていたのか
- 環境と道具は自ら整える/初心を忘れない/負けず嫌いを継続する/頼れる武器を身につける/一歩先を読んで動く/成長を自分で止めない/闘争心のスイッチを入れる/重圧を楽しみ、力に変える/気持ちを声と目で表す/主体的に動く/素直な心で主体的に学ぶ/ミスをミスと認める
第四章 最悪に備えて最善を尽くす習慣術―不調こそ自分を成長させるチャンス
- 人間力を養う/つねに上を目指す/意識から切り替える/中学生でもプロ意識を持つ/最悪を想定して心の準備をする/不調に備えて練習をする/小さなミスを見逃さない/負けたときに考える大事さ/オンとオフをつなげて考える/相手の立場に立つ
第五章 観察眼を養う習慣術―強いチームを作るリーダーの秘訣
- いい雰囲気を作る/観察眼を磨く/見えない情報を拾う/情報収集を欠かさない/相手にプレッシャーを与える/「人のために」という意識を持つ/誰にも負けない武器を育てる/強い武器が運を呼び込む/違うポジションを経験してみる/技術の裏側にある思考を読む/見えないものを見る/安心・満足は転落への入り口と心得る/普段の生活態度を正す
第六章 人は誰でも一流になれる―どんな環境でも伸びる自分マネジメント
- 悪い流れを断ち切る/教えることで学ぶ/自立心を育てる/衝突を恐れない/環境に流されない/時間は買えない/ミーティングで一致団結する/進む道は自分で決める/3年後、5年後をイメージする/積極的休養を取る/自分にレッテルを貼らない/負けを勝ちにする/日本次としての特性を知る
おわりに