なぜか人気者になっちゃう!心理術 (YA心の友だちシリーズ)
感想
コミュニケーション術の本。中高生向け。
図書館で返却本の一時置き場にあった本を眺めていたら、タイトルに惹かれて借りてしまった。 「心理戦」で絶対に負けない本―敵を見抜く・引き込む・操るテクニックの共著者。
いろんなコミュニケーション本に書かれているけど、基本的だけど大事なことを、中高生向けにわかりやすく書かれていて、コミュニケーション能力が乏しいと思っている自分には、非常に理解しやすい本だった。
また、たんにコミュニケーション能力のほかに、前向きに考えるとか、反面教師からも学ぶことで楽しく成長できるところに触れているのも、いまの心理状態の自分には、非常に受け入れやすい内容だった。
「賢く生きるには「マイナス」からも学ぶ」とあったが、自分が数年前に獲得したテクニックだ。こういう本を読んで高校生のころには獲得したかった。
もしかしたら、「YA心の友だちシリーズ」は、ひと通り読む価値があるかもしれない。読むのに時間がかからないし、ほかの本も目を通してみたいと思った。
メモ
- p119 「いつも、「この経験から何が学べるか」を考える人になりましょう」
- しぐさ（表情、動作、行動など）
- 言葉（言葉づかい、話し方、声のトーンなど）
- 考え方（内面、思考など）
- 27 笑顔でいる。鏡の前で練習
- 34 やさしさを示すには相手を主役にする
- 41 リアクション
- 48-49 自己開示してから質問するオープンな会話
- 59 ほめることに上手くなる
- 68 共通点を探す
- 80 前向きな表現を増やす
- 90 話しかけられる前に話しかける
- 93 「人生脚本」
- 98 +10点くらいの考え方を持つ
- 109 「プラスに言い換えるといい結果がついてくる」
- 116 「賢く生きるには「マイナス」からも学ぶ」
- 123 「少しずつゴール位置を伸ばしていく方法、「ストレッチゴール」」
- 131 「ピンク（好意・夢中）」「青（頼りになる）」「白（空気）」のイメージの人
- 142 アイドル系・縁の下の力持ち系・弟妹系・癒し系
- 2-2-3-5 アイドル系に憧れる癒し系らしい
目次
第1章 人気者のしぐさのヒミツ―こんなに変わる表情と行動の心理術
- 「暗い人」のヒミツ―「明るい人」になるために／「やさしくない人」のヒミツ―「やさしい人」になるために／「マイナスリアクションな人」のヒミツ―「プラスリアクションな人」になるために／「クローズな人」のヒミツ―「オープンな人」になるために
第2章 人気者の言葉のヒミツ―心をつかむ会話の心理術
- 「いやな気分にさせる人」をきらうワケ―「いい気分にさせる人」になるために／「共通点が少ない人」をきらうワケ―「共通点を見つける人」になるために／「いつも後ろ向きの人」をきらうワケ―「前向きでいられる人」になるために／「関心を持ってくれない人」をきらうワケ―「関心を持ってもらえる人」になるために
第3章 人気者の考え方のヒミツ―人生の脚本を+10点にして描く心理術
- リスペクトの対象になろう／プラスに編集しよう／自分が得することを考えよう ／今の一歩が将来をつくる／ゴールイメージを設定しよう
おまけの心理テスト―自分の知らない自分
- 自分の知らない自分／まわりの人からどう見られているか知ってる？／―自分を知ることからはじめよう
