本が面白くなる!超読書術 やっぱり、読書人間は人生が楽しい。

本が面白くなる!超読書術―やっぱり、読書人間は人生が楽しい。

本が面白くなる!超読書術―やっぱり、読書人間は人生が楽しい。

1993-02 図書館 (1165円) 1993-02-14/17 ★5

感想

この本から学びとったことは多かったような気がする。まず、文学作品なんて、あまり読もうなんて考えていなかったが、この本を読んでから、図書館にある全集に挑戦してやろうという気になった。

ノルマ読みというのも、週2冊と決めて実行している。

そして、難しい書き方をしている本について思うのだが、そんな書き方をして何を言いたいのかわからないし、そういう本こそ時間の無駄であり、悪書であると思う。

また、あとがきの所で、本を読むのは人間なのであるというようなことを延べているが、これは何事にも通じると思う。勉強・スポーツ・仕事・趣味をやるにしろ、そういうガイドブックがあるにしろ、それをやる人間の心がまえが必要なのだと。

最後に、本は読むだけでなく、読むことを通じ、自分で考えることが大事と書かれていた。こう書くと矛盾しているかもしれない。なぜなら、自分で考えろといわれているのに、それをメモっているというのはおかしい。

しかし、ある程度、大事なものだけ少なくとも1冊の本から2〜3は取り残しておきたいと思うし、もちろん、何を思ったかも書きたい。1992.2.22

メモ
  • 111 読んだ本は、どんどん忘れたらいい。混乱したら、させておけばいい。それはそれだけの価値しかなかったのだから。
  • 112 併読し、ノルマを決めて読む
  • 123 ノルマを決めた方が楽しくなる
  • 147 中央公論社から『日本語の世界』という全十六巻の本
  • 152 多分、受験生用だろうが、南雲堂から対訳シリーズが出ている。『対訳モーム』とか『対訳チェスタートン』とか
  • 158 難しい書き方をしている本に対して「お前ら下々の者にそんな簡単に分かってもらっては困る。俺の文は高尚なんだし、相当勉強しないと分からんよ……と心の中で思っているのだ。
  • 216-217 この本は読み方の本だけれども「人間の問題だ。本を読もうという気持ち、やる気、精神だ。また、そう思わせる友人や環境だ」
  • 217-218 本はそれを読むだけが目的ではない。読むことを通じ、自分で考えることが大事なんだ。
目次
  • 第1章 いつ読むか、どこで読むか
  • 第2章 もっと楽しく、もっといっぱい読む方法
  • 第3章 〈読みたくなる環境〉をどうつくるか
  • 第4章 読書の〈小道具〉を考える