本が面白くなる!超読書術 やっぱり、読書人間は人生が楽しい。
本が面白くなる!超読書術―やっぱり、読書人間は人生が楽しい。
- 作者: 鈴木邦男
- 出版社/メーカー: かんき出版
- 発売日: 1990/07
- メディア: 単行本
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感想
この本から学びとったことは多かったような気がする。まず、文学作品なんて、あまり読もうなんて考えていなかったが、この本を読んでから、図書館にある全集に挑戦してやろうという気になった。
ノルマ読みというのも、週2冊と決めて実行している。
そして、難しい書き方をしている本について思うのだが、そんな書き方をして何を言いたいのかわからないし、そういう本こそ時間の無駄であり、悪書であると思う。
また、あとがきの所で、本を読むのは人間なのであるというようなことを延べているが、これは何事にも通じると思う。勉強・スポーツ・仕事・趣味をやるにしろ、そういうガイドブックがあるにしろ、それをやる人間の心がまえが必要なのだと。
最後に、本は読むだけでなく、読むことを通じ、自分で考えることが大事と書かれていた。こう書くと矛盾しているかもしれない。なぜなら、自分で考えろといわれているのに、それをメモっているというのはおかしい。
しかし、ある程度、大事なものだけ少なくとも1冊の本から2〜3は取り残しておきたいと思うし、もちろん、何を思ったかも書きたい。1992.2.22
メモ
- 111 読んだ本は、どんどん忘れたらいい。混乱したら、させておけばいい。それはそれだけの価値しかなかったのだから。
- 112 併読し、ノルマを決めて読む
- 123 ノルマを決めた方が楽しくなる
- 158 難しい書き方をしている本に対して「お前ら下々の者にそんな簡単に分かってもらっては困る。俺の文は高尚なんだし、相当勉強しないと分からんよ……と心の中で思っているのだ。
- 216-217 この本は読み方の本だけれども「人間の問題だ。本を読もうという気持ち、やる気、精神だ。また、そう思わせる友人や環境だ」
- 217-218 本はそれを読むだけが目的ではない。読むことを通じ、自分で考えることが大事なんだ。
目次
- 第1章 いつ読むか、どこで読むか
- 第2章 もっと楽しく、もっといっぱい読む方法
- 第3章 〈読みたくなる環境〉をどうつくるか
- 第4章 読書の〈小道具〉を考える