NHK高校講座 数学2 2005年度

ラジオ録音:NHKラジオ第2放送 毎週月・火・水曜日 20:40〜21:00ほか再放送・ライブラリ放送 テキスト:IKNT 1050円 2005-11-08 05:32受講終了 ★5

何かの映画で、「ガキじゃないんだから、何か1つくらいやり遂げてみろよ」などと、父親が息子に言ってたセリフが耳に残っていました。やり遂げることが何かの自信につながるかもしれないと思い、とりあえず何かをやり遂げてみたくなりました。

小中学校時代は、ゆとり教育が始まったせいもあり、算数・数学は易しすぎました。小学4年生のときに、5年生用の算数ドリルをやったのは、いまでも思い出です。ところが、高校時代に入ってから、いきなり難しくなった感じがして、数学はあまり得意でないという気がしてならなかったです。そのため、ずっと、数学を一度は復習したいと思っていました。

テレビで、民放をあまり見なくなり、NHKを見るようになって、しまいには教育テレビばかり見るようになりました。その流れで、NHK高校講座の数学1を見たこともありました。

そこで、ネットで動画配信されていることもあり、数学1を復習しようと思いました。しかし、あまりにも易しすぎたので、難しそうな三角比の分野(5章・図形と計量)だけ見ました。何かシビレるものを感じました。その流れで、4月から、NHKラジオ第2で放送されている、NHK高校講座・数学2をやろうと思い、テキストを買いました。

タイマー録音したものを倍速で再生して聞いていました。さらに、週1回深夜に、半年遅れの「ライブラリー」が放送されていたので、それも録音して、講座の先取りもしていました。2005年度は、2004年度の再放送なので変更がありません。12か月の講座だけど、7か月と2週間で終えることができました。

毎週月・火・水曜日の20:40〜21:00が本放送です。録音するときに、パソコンのモニタの電源を入れてると、高音ノイズを拾ってしまい、後から聴くときに聞き苦しいので、モニタを切るようにしました。パソコンで作業を、とりとめもなく続けてしまう私には、小休止になって良かったです。これからは、パソコンにタイマーをつけて、時報のようにして、小休止を入れていきたいと思っています。

番組には、オープニング音楽がありません。「NHK高校講座、数学2の時間です。担当は、〜先生です」とアナウンスされるだけです。ほかの高校講座にはオープニング音楽があるみたいです。エンディングには音楽が流れます。徹底したムダを省いていて、低コストで作ってるような感じがしてたまりません。個人的には無くても構わないと思っています。ただし、オープニングの音楽は、書籍などでいうところの表紙デザインに相当するのかと思うと、あった方がいいのかもしれません。

テキストの右端には、補足が書かれています。解法の手引きだったり、ヒントだったりが掲載されていて、前の回を忘れてしまった人でも、理解できるような工夫がなされています。

数学2の難しいと思ったところは、三角関数の最後の部分と、微分積分の最後の部分です。ほかは易しかったです。難しいというより、複雑すぎるだけかもしれません。

別に大学受験を目指しているわけでもないので、必ず解けるようにするものではありませんでした。そのため、公式を覚えるといったわずらわしい作業は省きました。むしろ、解法や、その解法のもとになっている考え方を理解するようにしました。そこでは、高校時代にツールとしてしか理解していなかった数学の哲学・思想が汲み取れてシビレました。

NHK高校講座・数学Ⅰ

第1章 入門編

第5章 図形と計量

  • 28タンジェント
  • 29サインとコサイン
  • 30三角比の応用
  • 31三角比の相互関係(1)
  • 32三角比の公式の利用 20050408
  • 33三角比と座標 20050410
  • 34三角比の相互関係(2) 20050410
  • 35三角形の面積 20050411
  • 36正弦定理(1) 20050411
  • 37正弦定理(2) 20050412
  • 38余弦定理(1) 20050412
  • 39余弦定理(2) 20050413
  • 40空間図形と三角比 20050413
  • 41図形の計量(1) 20050415
  • 42図形の計量(2) 20050415

平方根