(freebsd) FreeBSDビギナーズバイブル
FreeBSDビギナーズバイブル (MYCOM UNIX Books)
- 作者: 後藤大地
- 出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ
- 発売日: 2005/09
- メディア: 単行本
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日米のYahoo!やライブドアや2ちゃんねるのサーバが、FreeBSDで動いていることを知り、FreeBSDとは、どんなものかと勉強するために購入した。なお、私はLinuxでサーバを運用をしたことがある。
5000円近くもして高いなと思っていたが、1000ページ近くある分厚く重い本だった。配達無料のAmazonで注文して正解だと思った。
「ビギナーズバイブル」を日本語に訳すと「初心者必携書」ということになるだろう。FreeBSDについて何も知らない人が、FreeBSDについて知るには、まさに必携なくらい記述されている。
もっとも役立ったのは、ソフトウェアやプロジェクトなどの経緯や現状といった背景が、短くまとめられていたことだ。これは、非常に勉強になった。ネットに散らばる文書では、それらは知っているものだとして、誰も説明しようとしない。
1つだけ不満だったのは、DNSの解説で、TCP/IPなどの説明を、ほかの書籍に委ねていたことだ。ただし、ネットワークは、FreeBSDとは直接関係ないとか、初心者向けの書籍にもかかわらず、サーバを構築しようとして読んでいるといった、私のわがままでもあるが。
久しぶりに勉強になったなと思った本。Linuxにも、この類の本は出てないのかと。
メモ:データベースを勉強したいなら、情報処理技術者試験のテクニカルエンジニア(データベース)試験の勉強した方がいいらしい。