「超」発想法

「超」発想法

「超」発想法

2006-04-18 図書館 (1680円) 2006-04-25/06-14 ★4 55694

図書館で本を探していたときに、見る棚見る棚に、必ず野口本があって、けっきょく借りてしまった。

勢い良く読みまくってたんだが、5章の途中で、読みたくなくなって、1か月ほど放置していた。

基本メッセージは2つ。俺風の表現に書き換えてある。

  1. 初めはパクりで無問題
  2. とりあえず始めれ

ほかに、

  • 巷の発想法は役立たず
  • モデルは良いよ(知識を詰め込むというのは、頭の中にモデルを作ることじゃないのかな?)
  • 頭の中に問題を詰め込んで出かけれ
  • メモ取れ
  • 発想は突然浮かぶぞ
  • ブレーンストーミングとか良いけど、同じレヴェルの人がいないと上手くいかないぞ
  • パソコン・インターネット使え
基本5原則

1.発想は、既存のアイディアの組み換えで生じる。模倣なくして創造なし。
2.アイディアの組み換えは、頭の中で行なわれる。
3.データを頭に詰め込む作業(勉強)が、まず必要。
4.環境が発想を左右する。
5.強いモチベーションが必要

発想力には、IQは関係ないようだ。創造的な人は、自分が創造的だと思っていて、創造的でない人は、自分が創造的でないと思っているらしい。

以下、メモ。

事大主義・権威主義に陥らないこと

1.引用がやたらに多い(〜よれば、〜では)
不思議なのは「経済学では」というけど、「物理学では」とか「数学では」と言わない
2.一人称代名詞(私)がない。「私は〜と考える」「私の意見では〜である」などと言わない
3.簡単なことを難しく書く

「本当に優れた作品は、読者に理解してもらおうという迫力に満ちており、素直に頭に入る」p.82 つか、野口の著書がそうなんだが…

「ボスがイエスと言えば、イエスとなるような、官僚主義は、中央官庁より地方官庁の方が酷く、幹部職員より下級職員の方が酷く、民間でも伝統的な産業に従事している大企業が酷い。」p98