情報を捨てる技術

情報を捨てる技術―あふれる情報のどれをどう捨てるか (ブルーバックス)

情報を捨てる技術―あふれる情報のどれをどう捨てるか (ブルーバックス)

2006-06-14 図書館 (840円) 2006-06-14/17 ★4 55741

いろんなモノや情報に溢れている時代なのにもかかわらず、「もったいない」という心理が働いてしまうために捨てられないことが多い。そのためにも読んでみた。

2000年に書かれた本なので、MIDIなどじゃっかん古い技術が登場している。MIDIをMP3と読み替えればいいのかもしれないが。

潔く捨てるための理由が書かれている。目次からいくつかの「捨てる」をピックアップしておく。

  • 寿命の極端に短い情報は捨てる
  • くり返し登場する情報は捨てる
  • 発信者が理解していない情報は捨てる
  • 類書が10冊あったら9冊は捨てる
  • 迷ったら捨てる
  • 「インターネットは情報の宝庫」という意識を捨てる
  • 「何でもパソコンで」という考え方を捨てる

パソコンを使いこなしている人は、エディタやGREPに行き着くんだなと実感した。

古文書化として圧縮をかけるのは、便利かもしれない。削除するには抵抗があるけど、圧縮なら抵抗が少ないし、使っていないファイルという目印にもなる。早速やってみようと思う。