図書館が教えてくれた発想法

2008-01-26 図書館015.2ト (1890円) 2008-01-26/02-08 ★5(★6)

感想

図書館での調査の流れと組み立て方。

地元紙に新着図書が掲載される。気になったタイトルを、アマゾンの書評を確認し、好評なので、すぐに予約を入れ借りた。

物語風なので、初めは、とっつきにくかった。

いくつかの要領は知っていたけど、もっとたくさんのことを知ることができた。

あとがきに、「なぜか実在していそうな図書館だ」と書かれていたけど、自分が頻繁に行っている図書館を想像してしまった。

絞る・広げるという発想法は、図書館の調べ方以外にも応用ができた。

インターネットは、しばしば巨大な百科事典などと形容されるけど、この本では、パンフレットから同人誌といったもの集まりにたとえていて、さらにしっくりとした。

前編となる、『図書館のプロが教える“調べるコツ”』 isbn:4760129901 も読んでみたい。

目次
  • まずは空間を把握します
  • 目的に応じた使い方を考えます
  • 調べものはイメージです
  • 簡単な分類番号の仕組みです
  • 絞る発想が基本です
  • 広げる発想法が応用です
  • 本の並び方にはクセがあります
  • 視野の広さを心がけます
  • お手軽な観点の見つけ方です
  • 連想ゲームで観点を増やします
  • 図書館の事情もあります
  • 森羅万象をぐるっと一回りします
  • 歴史と民俗学は幅広く使えます
  • 手がかりを探しながら調べます
  • 背表紙から本の内容を考えます
  • 一冊の本を使いこなします
  • 調べものに便利な参考図書です
  • インターネットを図書館風に理解します
  • インターネット検索は言葉の力です
  • 蔵書検索にもコツがあります
  • 情報の信頼性を見抜きます
  • 情報にも旬があります
  • わかりやすいのが児童書です
  • ネットワークで雑誌を活用します
  • 調べ物の容量を磨きます
  • 調査を立体的に組み立てます
  • 台風の日に私がんばります
  • サービスという視点です
  • (9月21日)
  • (11月6日)
  • あとがき