なぜか「ヘコまない女」の共通点―心をつよくする40の秘訣 (PHP文庫)
2008-04-08 BKNS 157円(500円) 2008-09-21/23 ★4
感想
ブログで紹介されていて気になっていた。古本屋で見かけて、すかさず買った。
物事の見方を変えるのには役立った。謙虚な人や優しい人であっても悪党はいるようで、第2章・第3章は、逆の立場に立って使えば悪用できると思った。
仕事をしていたときのことを頻繁に思い出し、読書スピードが落ちたことがしばしばあった。
リンク
「ヘコまない女」になる5つのステップ――嬪嶋珠光(ひめしま・しゅこう)−カルチャー:日経WOMAN http://woman.nikkei.co.jp/culture/lecture/lecturelist.aspx?Genre=ss
- 31,8,17,26,25のダイジェストっぽい
メモ
- 52 「仮想のりしろをつくるための第一ステップとしては、…伏し目がちだった目をさっと上げて、相手の顔をしっかりみるようにします。座っていたならさっと立ち上がり(机をパンと叩くと、もっと効果があるかも)、話を聞いていたという動作を派手にしながら示します。」
- 76 「いつも私をほめてくれる優しい人が、私を利用するはずがない!」
- 95 17 二者択一で聞く人には「どちらもいらない」と答える:どこぞの国の首相が使っていたメソッドだよなあ
- 135 日本には、言いたいことを我慢するのを美徳とする文化がいまだにあります。
- 1 感情を素直に表現できないことで苦しさを感じる。そのままでいるとやがては、怒りや憤り、喪失感のような心の病まで引き起こしてしまう:「抑圧」かな?
- 2 本音を隠す苦しさが、表立って不満を言う人や目立つ人に向けられる:「移譲」
- 合わせて「抑圧委譲」
- 157 「…「陰の関係の友だち」もいることに気づいていますか」
- 170 「日本には、競争に勝ち残るためにお互いに励まし合うような“ほめ言葉文化”はまだ育っていません。…日本では逆に、体制にしたがうように要求されてきたと言えます。」
目次
はじめに
第1章 心をつよくする12の方法
- 1 適度なストレスがあるほうが心の善玉菌がつよくなる
- 2 失敗は、自分のランクが上がるときに起こるもの
- 3 キレイにやせても心はふっくら太めがいい
- 4 人を「味覚」でたとえてみる
- 5 刺激的な笑いに無理してつきあわない
- 6 「できない」をはっきり言う
- 7 「でも」「だって」「どうせ」のあとにポジティブな言葉を続ける
- 8 お肌のお手入れをするように心のお手入れをする
- 9 しつこいタイプには「心ののりしろ」を用意する
- 10 「パンの耳武装」で身を守る
- 11 心の裏側が感じていることに正直になる
- 12 対抗意識は自分を励ますために使う
第2章 「プチご用心」な人とのつきあい方
- 13 ほめ言葉戦法で近づいてくる人は色眼鏡でみよう
- 14 無理難題を言う人には「ノー」と言いつづける
- 15 罵詈雑言は集中力アップのかけ声だと思おう
- 16 体裁や要領を重視する人に囲まれたら規則の範囲内でやればいい
- 17 二者択一で聞く人には「どちらもいらない」と答える
- 18 「気にしないで」と言う人の「気にしていてね」のメッセージ
- 19 変化に気づかない大人は感性の鈍い人のサンプルととらえる
第3章 あなたを傷つけるこんな人には要注意
- 20 実力者に媚びる人には悩みや秘密を打ち明けない
- 21 プロ意識に欠ける人は逃げで謙虚な大人を演じている
- 22 あやまり上手は相手に責任を押しつけるのがうまい
- 23 会議で寡黙な人ほど横並び意識が強い
- 24 クレームをつけたがる人は利益を画策している
- 25 心配顔で噂を教えようとする人は相手を操るのがねらい
- 26 難問に出くわすと身を隠す人は人の手柄を横取りする
- 27 人を利用することに長けた人に真の友だちはいない
- 28 たかる人は安値で目的のものをせしめる
- 29 ほめるのは上等な心、おべっかは下心
- 30 人をあごで使う人は一流の社会人を装っているだけ
第4章 ヘコまない女はコミュニケーション上手