カエルを食べてしまえ!

トレーシー, ブライアン. カエルを食べてしまえ!. 門田美鈴・訳. ダイヤモンド社, 2002-02-28, 136p. ISBN4-478-73220-5

2009-06-13 図書館159 (1260円) 2009-06-14/07-06 ★4.5

感想

作業を進めるときに気分を高めるために、図書館に行ったときに自己啓発本を1冊くらい借りておこうと思い、『お金持ちになる人、ならない人の仕事術』『頭がいい人、悪い人の仕事術』の著者だと知っていたこともあり、前から気になっていたので借りることにした。1週間くらいは気分良く始められたが、その後は、別のことにはまってしまい、今日読み終える。

前に2冊読んでるけど、だいたい似たような内容だった。この本が、もっとも基本的でシンプルだと思う。あと、ライフハック系のサイトでも取り上げられていたりするので、一部に限れば、エッセンスを知ることができるだろう。

目次

1 目標をはっきりさせる

  • 何をなしとげたいのかはっきりさせることだ

2 一日の計画を立てる

  • 行動する前に、しなければならないことをリスト化せよ
  • 重要な効率の原則「10対90のルール」

3 「80対20の法則」をすべてに当てはめる

  • これは20%に入る仕事だろうか?

4 結果を考える

  • 成功する人にははっきりとした未来像をもっている

5 常に「ABCD法」を実践する

  • あなたの仕事をランクづけしよう

6 カギとなることに専念する

  • 何のために働いているのだろうか
  • 苦手なことをはっきりと認めることだ

7 能率の法則にしたがう

  • 私にしかできないことで、本当に重要なのは何か?

8 周到に準備する

  • デスクの上を片づけることから始めよう
  • すべてを準備したら、完了するまでやりつづける

9 宿題をする

  • 今日どんなに優れていても、知識や技能はすぐ時代遅れになる
  • 「自分にプラスになることをする」計画

10 才能を掘りおこす

  • あなたがやすやすと上手にできることは何か
  • 成功する人は自分の強みをよく知っている

11 足をひっぱっているのは何か?

  • あなたの足を引っぱっているものの正体
  • 「成果がなかなか上がらないのはなぜか?」

12 一度に一樽ずつ

  • 大きなカエルも、一口ずつ食べればいい
  • 「思いきって跳べ、そうすれば網があることがわかる!」

13 自分を追い込む

  • バスの通らない道でバスを待っているようなもの
  • 成功する人は、常に自分を追い込んで成果を上げる

14 最大限の力を発揮する

  • 多くのアメリカ人は、ぼうっとした状態で仕事をしている

15 自分を奮い立たせる

16 後回しにすべきもの

  • 今日からあまり重要でないことは後回しにしよう

17 最も難しいものから始める

  • 一日の終わりや週末にやるべきことをリストアップする

18 仕事をこま切れにする

  • あなたの心の奥底にある大事なもの
  • カエルを一口食べたら休みをとるやり方

19 まとまった時間をつくる

  • 忙しい人にでもできる「時間を生み出すコツ」

20 切迫感をもつ

  • 目指すは「流れにのっていると感じる」状態
  • 「はずみの原理」を身につけろ

21 仕事を中断しない

  • 「仕事に戻れ!」と言い聞かせよう
  • 「自分がすべきことを、すべきときにできるようにする」

まとめ●うまくやりとげるために
訳者あとがき