口のきき方 私の人間学 ― 私も本当は口べただった

斎藤茂太. 口のきき方 私の人間学: 私も本当は口べただった. 三笠書房, 1995-04-20, 250p. ISBN4-8379-1591-4.

2008-11-26 SIS (1000円) 2009-08-05/14 ★3.5

感想

『初対面の心理学』と同様に、営業の仕事をやっていたころに姉が読んでいた本を、もらってきておいたので読んでみた。

1〜2章は、具体的に理解できたこともあり、参考になった。そのあとの章は、トーク術にありがちな抽象的・トピックス的で、いまいちだったように思える。

メモ
  • 202 台湾の人がこんなことを言っていた。/「これが韓国だったら、日本の遺産をブチ壊していたでしょう。私たちはそういうことをしません。上手に利用します」/韓国人はすぐカーッとなってしまうけれども、中国人はそういうところがやわらかい。非常に現実的なのである。
    • 名無しさんがいうと説得力がないけど、斎藤茂太が引用すると説得力があるのは、なぜだろう?
目次
  • 第1章 初対面で人をひきつける人はどこが違うか
  • 第2章 相手を気分よくさせる話術
  • 第3章 この方法で人前で話すのがもっと楽しくなる
  • 第4章 口べたな私にも自信が湧いた説得術
  • 第5章 「気のきいた一言」があなたもスッと出てくるようになる
  • 第6章 さらに自分の「好感度」を高めるために