NHKアナウンサーのはなす・きく・よむ 2005/4〜2006/3

2005-09-15 MZYT 609円 2005-09-15/2006-01-22 ★4 isbn:4149105723

感想

2004年の年末ころから、民放よりNHKを見ることが多くなった。NHKの不祥事は、自分で自分の首を絞めた問題だったが、かえって危機意識を持ったことによって、私にとって面白く感じるようになった。

2ちゃんねるの中に、「実況ch」という、テレビ番組について書き込みを続ける掲示板がある。民放実況板の書き込みは、書き込み数も多く、程度の低いものしか並ばない。一方で、NHK実況板では、程度の低いものもあるが、詳しい説明や解説をしてくれる人や、ポジティブに勇気づけてくれる人もいる。科学番組やクラシック音楽番組の放送中の書き込みは、勉強になった。ここで感謝もしておく(最近、受験を終えた学生らが出没して香ばしいが…)。

この本は、ちょうど英語の勉強をしようと思って買いに行ったラジオ講座「英会話中級」の近くに置いてあった。

私は、話すことが苦手だと思っている。そのため、情報リテラシーの一環として欲しいと思った。また、上のようなNHKマニアだということもあり、アナウンサーのコラムもあって、思わず買ってしまった。

NHKラジオのテキストとして発売されているので、ラジオ第2で放送もされている。基本的にテキストの内容と同じだが、ラジオではラジオなりの工夫がされていたり、編集や著作権の関係で文字にできない部分も盛り込まれていたりして、聞き応えがある。

ちなみに、松本和也アナの「放送の現場から」は、非常に面白かった。私が英語好きということもあり、大変興味があったし、コメディとして舞台に立って笑いを取っていたし、そのシーンが流れたら、実際に笑ったからだ。

メモ

164 話しの組み立て

  • まず「タイトル」を付ける
  • 「全体」から「部分」へ
  • 「部分」は項目に分ける