日本一わかりやすいマーケティングの教科書―通勤電車でできるマーケティングのおさらい (アスカビジネス)
2011-07-24 古本交換市 1冊 (1575円) 2011-07-24/08-23
感想
情報処理技術者試験を受験する予定で、SWOT分析とか見覚えのある単語が出ていたので、ストラテジ系やマネジメント系の理解にいいかなと思って入手した。試験には直接、関係しないかもしれないけど、知識の幅を広げるのには良かったかなと思った。
雰囲気としては、図解入門ビジネス 最新「消費行動」マーケティングがよーくわかる本―最新「消費者心理」マーケティング入門とか「図解雑学シリーズ」に似ていた。
参考文献
- 森行生、シンプルマーケティング―市場の原点を見極める15の法則、翔泳社
- フィリップ・コトラー、マーケティングマネジメント―持続的成長の開発と戦略展開、プレジデント社、(第7版・閉架蔵書)
- フィリップ・コトラーほか、マーケティング原理、ダイヤモンド社
- M.E.ポーター、競争優位の戦略―いかに高業績を持続させるか、ダイヤモンド社
- 嶋口充輝、統合マーケティング―豊饒時代の市場志向経、日本経済新聞社、(閉架蔵書)
- セス・ゴーディン、パーミションマーケティング―ブランドからパーミションへ、翔泳社
- ランチェスター戦略研究会、ランチェスター戦略の基本がわかる本、ビジネス社
- 齋藤勇・藤森立男、経営心理学トピックス100、誠信書房
目次
本書を手に取られた方へ イントロ
本書の全体構成と留意事項 マーケティングの基礎講座
第1章 「生活者」とは誰なのか? ― マーケティング的分析法
- 1 売れる商品・サービスとはどんなものなのか? 「ニーズとウォンツ」
- 2 なぜその商品・サービスが選ばれるのか? 「ライフスタイル」
- 3 いつ、どこでモノは買われているのか? 「購買行動」
- 4 買う・買わないはどうやって決めているのか? 「購買意思決定プロセス」
- 5 どんな広告戦略を立て、誰に売ればいいのか? 「イノベータ理論」
- 6 優良顧客を見極め、手放さないためにはどうすればいいのか? 「ライフタイムバリュー」
- 7 売れ筋・死に筋の境界線とは? 「20―80の法則」
第2章 収益を上げるためにはどうすべきなのか? ― マーケティング的分析法
- 1 もっと収益性を上げるにはどうしたらいいのか? 「ファイブ・フォース・モデル」
- 2 変化・チャンス・ピンチを見逃さない方法はあるか? 「SWOT分析」
第3章 モノを売るために何をすべきか? ― 生活者に近づき、つながるためにすべきこと
- 1 自社の製品はどんな人に買ってもらうべきか? 「セグメンテーション」
- 2 どんなグループを自社の顧客にすればいいのか? 「ターゲティング」
- 3 生活者と企業つなぐ基本要素とは? 「マーケティング・ミックス」
- 4 見ただけで伝えなければならないことは何か? 「ロゴ・マーク」
- 5 もっと価値ある商品にするにはどうしたらいいのか? 「ブランド」
- 6 売れる名前をつけるにはどうしたらいいのか? 「ネーミング」
- 7 市場の変化に対応できる新商品開発タイミングとは? 「プロダクト・ライフサイクル」
- 8 経営資源はどう配分したらいいのか? 「プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント」
- 9 ニーズに合った商品を開発するために一番必要なことは? 「ポジショニング」
- 10 どうしたら最適な価格づけができるのか? 「価格設定戦略」
- 11 もっとも収益が上がる戦略とは? 「スキミング」と「ぺネトレーション」
- 12 最適販売経路はどこにあるのか? 「チャネル戦略」
- 13 効率のいい販売促進とは? 「プロモーション戦略」
第4章 再購入とITマーケティング ― 一度きりではない関係を続けるためにすべきこと
第5章 通勤電車でマーケティングができる? ― 鉄道事業とマーケティングの関係
あとがき
索引