弁理士になるには なるにはBOOKS

2011-07-28 図書館 (1229円) 2011-07-28/08-22 ★4

感想

大学で法学を学んでいる一方で、独学で基本情報技術者試験に合格し、応用情報技術者試験を受験しようとしているけど、まったく分野の違う領域を学んでいて、いずれどちらかが無駄になってしまうだろうとと思っていた。

ところが、応用情報技術者試験に合格すると専門分野の論文式試験が免除され、さらに、法学の知識が法令に関する理解を早めるのではないかと思ったら、弁理士がいいのかなと思ったので読んでみた。

とりあえず、応用情報技術者試験合格と法学部卒業が先だし、この2つが達成できても、弁理士試験を対策する費用も計画もまったく見えてない。

目次

1章 ドキュメント知的財産を守る

  • 作り手とともに製品やサービスを世に出して―岩田敏さん・岩田特許事務所/発明者とともに取り組むバイオテクノロジーの世界―井出桂子さん・酒井国際特許事務所/知的財産権の新たな可能性をめざして―佐原雅史さん・株式会社ブライナ

2章 弁理士の世界

  • 弁理士とは―知的財産権にかかわる唯一の国家資格/弁理士制度の歴史―近代特許制度の始まりとともに求められたスペシャリスト/知的財産をめぐる世界の動き―大きな影響を与えるアメリカの知的財産政策/知的財産権とは―さまざまな分野で発案者の権利を保護する/仕事の内容と流れ―弁理士の日常の業務はどのように行われるのか/海外で権利を取得する場合―日本国内だけにとどまらない知的財産権の外国出願/仕事の現場―弁理士の仕事はどんなところでどのように行われるのか/弁理士の現場1―企業内弁理士の仕事―平山倫也さん・日立製作所知的財産権本部/弁理士の仕事2―独立・渡米して外国特許を中心に活躍―来栖和則さん・来栖国際特許事務所/弁理士の仕事3―富沢知成さん・富沢特許事務所/弁理士の仕事4―自分に合ったスタイルでできる仕事―近藤美帆さん・押本特許商標事務所/生活と収入―自己管理能力は必須 日々信頼を得ていくことが大事

3章 なるにはコース

  • 適性と心構え―学び続けようとする意欲と守秘義務を貫く誠実さ/なるための方法―3つの方法のいずれかで弁理士資格を取得しなければならない/弁理士試験―資格をとるためには3段階の関門をクリアしなければならない/弁理士試験を受けるには―超難関国家資格のひとつ そうとうの覚悟と計画性が必要/試験に合格したら―資格取得は第一歩 経験と努力を積んでこそ評価される